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愛好者が出現し [道すがら]


都市部の町中ならともかく、田舎では珈琲ショップはありません。
喫茶店も無いから、珈琲は自宅で飲むものでした。

それが近年、ドリップマシンの普及でコンビニがカフェです。
店内で座って飲める、中型の郊外店舗も増えました。
以来、缶珈琲を飲まなくなりました。

108円で飲めるドリップと120円の缶珈琲を比較します。
やっぱりドリップがいいなと思ってしまうのです。

普及が始まると、業者間で競争が起きます。
どの店がいいかと考えるのです。
地域コンビニの傾向は大手の二社と地元系の一社です。
自分の好みは地元系の品。

今日も一杯買って、機械の前で待っていると別の客が来ました。
土建屋の鳶さん達です。
10時休みに近所のコンビニで、皆の珈琲を買いに来たらしい。
煙草と珈琲しか買いません。

客が言うには、このコンビニ珈琲が一番気に入っているのだと、店員に自慢気に話をしていました。
パートのオバサンは、無関心な対応しています。
オバサンやお姉さん達は、珈琲ではなく雰囲気やカップ、ブランドが好みです。
自分が流行の先端に居ますとか、物知りですよと自慢するのが、カフェです。
砂糖にミルクを入れるから、香り以外に味わいを楽しみません。
自己顕示こそが、最高の味覚です。

ブラック系の好きなオッサン達は、渋みと香りが大切です。
味が一番と自慢する、見知らぬオッサンの意見に大いに頷いてしまいました。
味で店を決める人が居るのだと、嬉しくなった次第です。

少し前に、多店舗ではレジのオバサンに同じ話を一方的に聞かされました。
大手でレジ打ちもしたけれど、この系列が一番好きだと話すのです。
大いに共感して、少し立ち話しました。
店舗当たりの売り上げは、大手には敵いませんが、立ち話する余裕があるのです。

コンビニは米国商業主義の象徴ですから、無機質な対応が主流です。
商店街的な交流はありません。
でも、暇な店舗で元気なご婦人が店番すると、ド田舎モードになります。
これでもいいわけですね。
それがウリなら、固定客が付く訳ですから。

珈琲にもう一つの味わいが付加される。
乾いた世間に湿度が滲みる感じがします。
 
 
 
 


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